STUDY
私たちの研究分野は「組織と制度の経済学」です。
WHAT?
基本理念
本研究会では、現実の経済制度・仕組みを理解する上で不可欠な応用ミクロ経済学(ゲーム理論、情報 の経済学)の基礎を身に付けた上で、「組織と制度の経済学」を学びます。
「組織の経済学」のパートは、特に企業組織において起こる様々な問題、例えば、組織のメンバーのやる気を高めるにはどうしたらいい?組織の中で意思決定を行うのは社長?、それとも現場にまかすべき?、などを考えていきます。
また、「制度の経済学」のパートは、特に、国際比較の視点も加えた「比較制度分析」というアプローチを学びます。エスカレータで急いでいる人にはどちら側を空けますか?この暗黙のルール、東京と大阪ではなぜ違う?海外やその他の地方ではどうなっているの?日本とアメリカでは異なる雇用システムが存在しているはなぜ?、などを考えていきます。こうした疑問に答えることで、経済の仕組みだけでなく、身近な慣習なども説明できるようになります。
WHY?
学ぶ意義
卒業して社会に出てからも自力で様々な経済現象を分析し、制度設計ができるフレーム・ワークを持てるようになることが目標です。
WHO?
ゼミ員構成
9期生は7名、10期生は4名で活動しています。
ゼミ員の生活、サークルとの兼ね合いなどが知りたい方は LIFE のページまで。
HOW?
普段のゼミ活動
春学期は 神戸の教科書(神戸伸輔(2004)『入門 ゲーム理論と情報の経済学』日本評論社)を用いて学習をします。
秋学期はBSZ(J. Brickley, C. Smith and J. Zimmerman (2016), Managerial Economics and Organizational Architecture, Sixth Edition, McGraw-Hill International Edition)(パート3、パート4を隔年で交互に扱う)を英語で輪講します。
基本活動日は今年は月曜日4限(サブゼミ4年)5限(サブゼミ3年)、水曜日4、5限(本ゼミ3・4年合同)となっています。ゼミ員によるプレゼンテーションが主な内容となっています。
本ゼミ:水曜4限
『ゲーム理論と情報の経済学』 輪講
神戸 伸輔著
秋学期:BSZを英語で輪読
時事的な題材について発表、ディスカッションを行う。
日経ウィークリー大賞
➡前々週土曜から前週金曜までの日経新聞の記事で興味深い記事をゼミ生が出し合い、大賞を決める。
The Economist
➡ 前々週の号から記事を選択し、紹介。ゼミ生の質問を通じて全員で理解を深める。
日経経済教室
➡前の週(月~金)の日経新聞の経済教室の記事から一つを選び、解説・議論
★現在進行形で起きている様々な政治・経済問題、政策動向に対して常に敏感にアンテナを張ることになるので、情報収集・分析・議論できる力をつけることが出来ます。
本ゼミ:水曜5限
The Economist・日経新聞
からの記事紹介プレゼンテーション
サブゼミ:月曜5限(3年)
春学期:BSZの基礎パート輪講
秋学期:三田祭論文作成、その他
春学期:BSZのパート 2 (ミクロ経済学)を輪講します。
・ パワーポイントの資料は英語で作成、説明は日本語で行います。
★英語文献を用いた学習は単に語学だけでなく、読み抜くための粘り強さ、根気強さといったものも得られます。
・秋学期:前半は三田祭論文の作成、後半はゼミ生の自主的な取組み本ゼミのプレゼンに対する質問作成等
ゼミ員による自主的な活動
春学期:本ゼミのプレゼンに対する質問作成等
秋学期:本ゼミのプレゼンに対する質問作成等
サブゼミ:月曜4限(4年)
ゼミ員による自主的な活動